2026年最新【小樽】観光客の行列を避ける「裏名店」と地産フレンチの革命——地元記者が足で稼いだ絶品ランチ取材記

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2026年最新【小樽】観光客の行列を避ける「裏名店」と地産フレンチの革命——地元記者が足で稼いだ絶品ランチ取材記
2026年最新【小樽】観光客の行列を避ける「裏名店」と地産フレンチの革命——地元記者が足で稼いだ絶品ランチ取材記
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小樽 ランチの常識が、2026年に入り静かな変革期を迎えている。かつては三角市場の海鮮丼や堺町通りの寿司が王道とされてきたが、現在の小樽港周辺では、地元の若いシェフたちが手がけるオーガニックフレンチや、路地裏に潜む隠れ家的な手打ちそば店へアクセスが集中。オーバーツーリズムを避けたい国内旅行者を中心に、「知る人ぞ知る食の体験」を求める動きが急速に広がっているのだ。

実際に歴史的建造物が建ち並ぶ北運河エリアを歩くと、石造り倉庫を改装したシックなビストロや、小樽港で早朝に揚げられたばかりのシャコや八角(ハッカク)をモダンな一皿に昇華させる新店舗が目につく。特に週末ともなれば、上質な小樽 ランチを求めて札幌方面から電車を乗り継いでも訪れたいというリピーターで賑わいを見せている。単なる観光地の食事から、わざわざ足を運ぶ価値のある「グルメ目的地」へと深化を遂げた街のいまを追った。

1. 海鮮丼の混雑を回避!北運河エリアで出会う「地産フレンチ」の新流儀

小樽 ランチ

観光客でごった返す駅前の喧騒を抜け、静けさを取り戻した北運河方面へ徒歩10分。かつてニシン漁で栄えた時代の石造り倉庫の中に、2025年冬にオープンしたばかりのビストロ「ル・キャナル」がある。ここで振る舞われるのは、小樽近海で獲れた八角やソイのポワレ、そして赤井川村産の有機野菜を贅沢に使ったコースランチだ。

店主の佐藤シェフ(34)は「海鮮丼も素晴らしいが、小樽の魚介は洋食の仕立てにも耐えうる圧倒的なポテンシャルがある。旬の素材をハーブや自家製バターと合わせることで、また違った海の表情を楽しんでほしい」と語る。ランチコースは3,800円からと手頃で、吹き抜けの天井に差すやわらかな光の中で味わう一皿は、旅の旅情をいや応なく高めてくれる。

2. 昭和レトロとモダンが混ざり合う「花園小路」の隠れ家イタリアン

小樽 ランチ

ノスタルジックなスナック街として知られる花園地区。その細い路地の一角に、昼限定でオープンする完全予約制のパスタ専門店「トラットリア・リフレイン」がある。暖簾をくぐると、店内は木の温もりに満ちたカウンター8席のみの密やかな空間が広がる。

看板メニューは、小樽産の採れたて生ウニを惜しげもなく使用した濃厚クリームソースの手打ちタリオリーニだ。一口含むと、磯の芳醇な香りと自家製麺のモッチリとした食感が口いっぱいに弾ける。店主が毎夜地元の漁師から直接仕入れる新鮮な食材ゆえ、売り切れ御免の日も少なくない。喧騒を離れ、贅沢な時間を噛みしめたい大人に絶好の隠れ家だ。

3. 寿司の街でいま注目の変化——若手職人が挑む「昼懐石」という新選択

小樽 ランチ

「寿司屋通り」で知られる小樽だが、最近では握り寿司にとどまらず、旬の刺身・天ぷら・焼き物を少しずつ愉しめる「昼限定のミニ懐石」にスポットが当たっている。創業50年を超える老舗の三代目・高橋氏が手がける限定15食の昼膳は、小樽港に揚がる季節の白身魚を中心に構成される。

昆布締めのソイや、炙ったサクラマスなど、江戸前の技法と北海道の新鮮なネタが融合した逸品が重箱に美しく並ぶ。伝統を守りつつも、現代のライトなランチ需要に合わせたこの試みは、地元のアッパー層だけでなく、質の高い食を求める国内旅行者からも絶大な支持を獲得している。

4. 歴史的建造物が復活!旧銀行街で味わうスパイス引き立つ極上スープカレー

北のウォール街と呼ばれた色内(いろない)エリア。重厚な石造りの旧銀行建築をリノベーションした複合施設内に、スパイスの香ばしい匂いが漂う。「スパイスラボ Otaru」は、北海道名物のスープカレーを小樽流にアレンジした注目店だ。

ベースとなるスープは、甘海老の頭からじっくり取った濃厚な出汁と、20種類以上のスパイスをブレンドしたもの。具材には大ぶりの北海道産チキンに加え、後志(しりべし)地方のゴロゴロとした根菜がこれでもかと盛り付けられている。重厚なクラシック建築の天井を見上げながら味わうスパイシーな一杯は、他では味わえない小樽ならではの記憶に残る体験だ。

5. 地元の胃袋を支える「小樽港の港湾食堂」で味わう本物の浜料理

観光ガイドブックには滅多に載らないが、地元のトラックドライバーや港湾労働者で早朝から賑わうのが、第3号ふ頭近くにある食堂「港の港湾飯」だ。ここで味わえるランチは、飾らないが圧倒的なボリュームと鮮度を誇る。

中でも一番人気は、その日に水揚げされた魚を日替わりで提供する「小樽浜焼き定食」。香ばしい炭火で焼き上げられたホッケやヤマメは、脂が乗って皮までパリッと香ばしい。ご飯と味噌汁がついて1,100円という破格のプライスも魅力だ。飾らない小樽の日常と、飾らない海の恵みをそのまま体感したい旅行者には、これ以上の場所はない。

6. 坂の街を散策したあとに立ち寄りたい、南小樽の古民家カフェ&スイーツ

ランチの締めくくりや、少し遅めの昼食にぴったりなのが、南小樽駅から徒歩5分ほどの高台にひっそりと佇む古民家カフェ「カフェ・ネペンテス」だ。大正時代に建てられた民家を再生した店内で提供されるのは、地元の全粒粉を使った焼きたてガレットや、小樽産リンゴのキッシュだ。

坂道の多い小樽の街を歩き疲れた体に、香ばしいバターの風味と淹れたてのハンドドリップコーヒーが染み渡る。庭の四季折々の草木を眺めながら過ごす時間は、時計の針がゆっくり進んでいるかのような錯覚さえ覚える。大人の小樽旅を締めくくるのにふさわしい、心解ける空間だ。 (出典: 小樽 ランチ(Yahoo!ニュース)